真宗大谷派(東) 浄真寺

千葉県柏市南逆井にある真宗大谷派(東)浄真寺のブログです。

日帰り御旧跡参拝の旅(2009)

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(*常福寺前での記念撮影)

去る4月27日、第17回 御旧跡参拝の旅(浄真寺日帰り旅行会)を催しました。

向かった先は、茨城県つくば市です。

つくば市を中心に、宗祖に縁のある場所を巡りました。

ここで、簡単に旅の経路をご説明致します。

1 佛名山玉川院 常福寺

2 小島の草庵


4 餓鬼済度の旧跡(男体山)

5 つつじヶ丘

以上が、今回の日帰り旅行会の経路です。

続いて、各場所においての旅の風景を掲載致します。

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写真は、常福寺住職の八田さんに、お寺の由来などについてのお話を頂いている風景です。

常福寺は、親鸞聖人廿四輩第十八番のお寺です。

お寺の開基である八田七郎知朝は、元々、この地方の領主でありましたが、常陸に布教に来ていた親鸞

出会ったそうです。

その際、親鸞に出離生死の要道を伺った所、専修念仏の奥義を授けられたそうです。

それを機縁として、「入信房」と名告り、念仏者となっていったそうです。

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写真は、小島の草庵を散策している風景です。

小島の草庵は、親鸞常陸に入国し、初めて草庵を結んだ場所とされています。

ご覧の様に、今は見る影もございません。

現在は、下妻市が管理しております。

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写真は、筑波山を登る途中の風景です。

もう少し上には、筑波山神社がありまして、そこからケーブルカーが頂上付近まで出ております。

ここには掲載しておりませんが、ケーブルカーから見える山の麓の景色も圧巻でした。

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写真は、筑波山の西峯、男体山頂上付近にある餓鬼済度の旧跡(立身石)です。

親鸞はここで、望むものが手に入らないという餓鬼道に堕ちた人々を救済したという伝説があります。

また、ここは、立身石とも呼ばれ、間宮林蔵樺太探索に出発する際、ここで旅の成功と無事を祈願した

そうです。

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写真は、旅の終着点であるつつじヶ丘の風景です。

つつじヶ丘と言われる様に、つつじの花が有名なのですが、生憎、山の気温の低さから、まだ咲いており

ませんでした。

非常に残念でしたが、多くの木々が青々と繁っておりまして、それもまた、一興でした。


以上、旅の風景でした。

今回の旅行会にご参加して下さいました方々には、この場を借りまして、感謝申しあげます。

また、次回の御旧跡参拝の旅(浄真寺日帰り旅行会)にも、多くの方々がご参加して下さいます事、

心よりお待ちしております。